130Aの補修

地震で穴が開いたJBLウーファー「130A」、最初は自分でリコーンしようと思ったのですが、純正のコーン紙が見つかりません。ヤフオクで売られている非純正のコーン紙で我慢しようかと思いましたが、センターキャップが純正とサイズが異なるということで却下。リコーンは結構難しいということも分かったので、破れた穴を補修することにしました。
インターネットで先人達の修復技術を調べてみると、「亀裂に木工用ボンドを塗る」、「ヤマト糊を塗る」、「ヤマト糊に和紙を溶かし込み塗る」、「コーン紙裏側にヤマト糊で和紙を張る」等、色々出てきます。穴が開いた以上、もはやオリジナルの音は諦めるしかないので、あまり難しいことは考えずにやってみることにしました。


購入したもの:ヤマト糊(80円)、筆(数本で100円)

1本目



2箇所に亀裂。亀裂の補修なので、ヤマト糊での補修にしました。始めに水をつけた筆で亀裂を撫で、コーン紙を少しやわらかくします。亀裂をくっつけてなじませた後、ヤマト糊(2倍程度に薄めた)を両面に塗りました。裏面だけに塗ったらもう少し目立たなかったかもしれませんが、心配だったので両面に塗りました。1週間後、もう一度両面にヤマト糊を塗りました。



2本目


1箇所に穴、1箇所に亀裂。コーン紙に折れもあります。この穴の修理はヤマト糊だけでは無理と判断し、ティッシュペーパーも使用しました。穴については、まずは1本目と同じようにヤマト糊でくっつけますが、一気に全体の補修は無理(一方の亀裂をくっつけると他方が離れてしまう)だったので、半分を両面から糊付け。しかも、亀裂がずれないようにテープで固定。1週間後、残る半分を両面から糊付け。と同時に、折れの影響で亀裂にほんのわずかですが隙間が出来た部分に、コーン紙の裏側から薄く1枚にしたティッシュペーパーをヤマト糊で貼り付けました(着色は省略)。



更に1週間たった昨日、4530にマウントしない状態で130Aを鳴らしてみました。普通に(?)音は鳴りました。修復部分の強度は十分なようです。しばらく鳴らして様子を見たのち、4530にマウントしようと思います。