東立製靴さんのショーンハイト(SH111-2)を購入しました



巷で評判の、東立製靴さんが作るショーンハイトを購入しました。
内羽根のパンチドキャップトゥで、型番がSH111-2(木型がブリティッシュトラッド)という既製品です。値段は31,320円(税込)でした。

当初は32,400万円(税込)からできるパターンオーダーにしようと思ったのですが、試着が千葉県柏市の本社工場か東京浅草のオーダーサロンでしか出来ないので、もしサイズが合わなくても交換対応してくれる既製品にしました。
結果的に購入したサイズは何と23.5cm、リーガルの02DRCD(試着のみ)より更に1サイズのダウンです。
元々23.5cmを注文したのですが、「ちょっと小さいな」と思い、東立製靴さんにメールで交換のお願いをしたところ、「24cmも送るので比較した上で、合わない方を返却して下さい」との神対応。これは、たまたまサイズがあったこともあると思いますが、この様な消費者の不安を分かってくださる生産者さんは素晴らしいですね。
それで履き比べた結果、24cmでは羽根がほとんど閉じてしまっていたので、小さ目ながらも23.5cmを選択しました。
すでに手元にないのではっきりしたことは言えませんが、感覚的にはアレンエドモンズのパークアベニューのような幅の狭いラスト(#5)という感じです。

このモデルは甲革に高級ボックスキップを使用していると書かれています。電話で確認したところ、パターンオーダーに使用しているのと同じ革を使用しているとのことでしたので、オフィシャルブログに書かれている以下の革に該当することになります。
「欧州産の原皮(鞣す前の革)の中でも最も高級品とされるオランダのキップを、国内の老舗タンナー山陽さんの高い技術で美しく仕上げました。丁寧に鞣し、さらにグレージング仕上げで透明感を出した革です。海外タンナーの最高級カーフに匹敵する革を、ショーンハイトのために、特別に作って頂きました。」
それがこれらですね。。(オリジナルサイズで見れます)








ソールには最高級革底を使用と書かれていますが、これはイタリア製の革だそうです。

踵はドッグテイルの方が良かったかな。

この様な靴が3万円程度で購入できるのも驚きですが、実は修理の格安さはもっと驚きです。
何とオールソール(オリジナルと同じレザータイプ)が税込9,720円、そして中底も交換するオールソールでも税込12,312円で出来るのです。

なるべく綺麗な皺が入るように、タピールのレダーオイル等でメンテナンスしてから履き下ろそうと思っています。
どの様な履き心地なのか、どの様に育っていくのか、今からとても楽しみです。