初アルテック



あるオーディオショップのHPを見ていたら、気になるものが目に飛び込んできました。それは1本のスピーカー。銀箱タイプの箱に入った「ALTEC 604E」です。少しの期間、JBLのD130を1本で鳴らしていたことがあるのですが、高音が物足りなく挫折。聴くソフトはモノラル盤がほとんどだし、できればスピーカー1本、しかも定位が良いフルレンジで鳴らしたい。されど、高音不足が心配。そんな悩みを解決すべく現れたのが「604E」、、、と信じたい。周波数帯域は20〜22,000Hz、十分でしょう。
スタンドが無いので、とりあえずRASKのボード上に置きましたが、40〜50cmは上げないといけません。タオックあたりを購入する必要があります。

さて、以下のレコードでJBLチーム(4530+130A+LE175)とアルテックチーム(612type+604E)の比較です。

①I never loved a man the way I love you (Aretha Franklin) オリジナル盤から「baby, baby, baby」
helen merrill(アルバム名はhelen merrill?)2004年発売180g重量盤から「you'd be so nice to come home to」
③moanin' (Art Blakey and the jazz messengers)47-63盤から「the drum thunder suite」
選曲理由は、単純に好きだからです(笑)一応、ロックボーカル、ジャズボーカル、ハードバップ物ということで。
まずは①ですが、さすがに同軸2wayの604Eは定位が素晴らしいです。落ち着いた音がします。それに比べてJBLチームは賑やかで派手に感じます。というか、604Eが高音不足な感じが・・。スペック上、LE175は〜20,000Hz、604Eは〜22,000Hzなのですが・・・。少し気になります。
続いて②。落ち着いたピアノの雰囲気はアルテックチームの優位ですが、ブラウニーのトランペットはJBLチームの圧勝です。おぉっと、3曲目のwhat's newに入ってしまいました。なるほど、しっとりとしたボーカル再生に関しては604Eは素晴らしいですね。今初めて、ヘレン・メリルにエロさを感じました(笑)
最後に③。やはり音像の定位はアルテックチームの優位ですが、それ以外はJBLチームの勝ちですね。

どうも、604Eは周波数帯域が狭い気がします。今日はボードに置いただけだったので、セッティング次第で低音はすぐに出てくると思いますが、高音域はどうしてでしょうか?
これが604Eなのか、それともネットワーク等の具合が悪いのか・・・。悩みが出来てしまいました。