Julie is her name

先日の会社の忘年会にて、普段CDで女性ボーカルを聴いているという方に、『ぜひモノラルレコードをモノラルカートリッジを使用し、スピーカー1本で聴いてください!「Julie is her name」のVol.1と2をセットで差し上げますから!』と酔った勢いで言っちゃいました(苦笑)。身近にオーディオや音楽の話をする人が少ないのでつい言っちゃったんですよね〜。

さて、私の手元にはVol.1,2ともに2枚ずつあります。今回はVol.1についてです。

表ジャケット(前者を①、後者を②とします)


①はつや有りで色が濃く、②はつや無しです。

裏ジャケット


①にはBill Ballanceの写真がありますが、②にはありません。その他、字体やら何やら色々と異なります(以前の所有者がjulieの死亡新聞記事などを貼っているのはご愛嬌)

A面(side1)レーベル


どちらもターコイズです。①は溝無し、②は溝有り。①はA面とB面(side1とside2)が逆になっています。その他、字体などが異なります。写真は省略しますが、B面(side2)も同様です。

デッドワックスのスタンパー


①は大きな機械文字でA面(side1)に「LRP-3006−B-D3」、B面に「LRP-3006−A-N6」、②は小さな機械文字でA面(side1)に「LRP.3006A」、B面に「LRP.3006B」と刻まれています。刻印も逆ですね。

肝心の音はと言いますと、、、
①の圧勝です。②は音が篭っていると同時に、音圧の高い音?が潰れています。また音がキンキンしてうるさく聞こえます。

レコードとジャケットが途中で違うものに変わってしまった可能性も否定できませんが、
『「Julie is her name」は、ジャケットがつや有り&おじさん付き、レーベルは意外にも溝無しがオリジナル!』となりそうです。(1955年8月録音、発売日は不明ですが、最初の所有者のレコード購入が1956年1月と早いし、、)

会社の人には、もちろん②を差し上げます。。。